MyPicks: 安田純平さんか「すぐ助けて」 ネット上に新映像、窮状訴え (共同通信)

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newspicks.com

コメント

 

日本政府は救出に全力を挙げるべきでしょう。
自衛隊特殊部隊の派遣を(法律面・運用面含めて)議論しても良いかもしれません。

危険な環境であってもペンとカメラを持って飛び込む「ジャーナリスト」という存在がいてこそ、我々は「現場の真実」に触れることができるのです。
彼らがいなければ、我々は政府機関や企業の「大本営発表」しか得ることができません。それでも「現場の真実」を知りたいのなら、我々自身が危険な環境に足を踏み入れるほかありません。
ジャーナリストは我々が安全に「正しい知識」を得るために必要な存在なのです。

そもそも民主主義社会において、国家や社会の行く末を最終的に判断するのは主権者たる国民です。その国民が正しい知識や判断材料を持っていなければ、「正しい判断」など永遠にできません。
そういう意味で、報道やジャーナリズムというのは民主主義社会を支える「インフラ」といって差し支えありません。

したがって、安田さんが現地に渡航した理由を「自己責任」と切り捨てるのは間違いでしょう。我々が民主主義社会の一員として行動し、よりよい社会を作る権利を担保する存在なのですから、十分に尊重されるべき理由での渡航です。

それに、例えどんな発言をしていようが、守られるべき・助けられるべき国民であることに変わりありません。思想や信条で「命の重さ」は変わりません。そこに右も左もありません。
「身から出た錆」とは何事か。発言者の程度が知れますね。*1

追記

国民を保護するのは政府として当然のこと。真実を伝えるのはジャーナリストとして当然のこと。お互い「当然のこと」を粛々と遂行しているに過ぎません。

仮に「身から出た錆」や「自己責任」なら、その人の命は軽いものなんでしょうか。何度も拘束されている人なら助けなくても良いんでしょうか。
拘束100回目だとしても、明らかに自己責任だとしても、「守られるべき命」としての重みに変わりはありません。
国家の責任として、その構成員である国民の生命を守ることに全力を捧ぐべきなのは当然です。

再追記

確かに事実として、自衛隊特殊部隊による救出作戦にはハードルが高すぎます。兵站や外交の問題もある。
ただ、「ハードル」の具体的な中身は議論するべきであり、必要な特殊作戦能力や情報収集能力を整備していくことは検討されるべきでしょう。

*1:こちらの記載はNewsPicksコメント欄における投稿に呼応したものです。