MyPicks: 日産前会長逮捕:「不正行っていない」ゴーン容疑者が否認 (毎日新聞)

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コメント

本人がそう言っているなら捜査機関も世論も本来なら「推定無罪」で考えるべきですよね。
故意が立証できない限り、金融商品取引法違反や業務上横領には問えません。


あくまで個人的な意見ですが、ゴーン氏の業績を考えれば公開されていた報酬は安すぎたんじゃないでしょうか。
コスト削減によるものが大きいとはいえ、十分な業績を上げた経営者に対して見合う報酬を払うカルチャーが日本に根付いていないことが今回の事件の「誘因」でしょう。

危機に瀕していた日産自動車をV字回復させたのは他ならぬゴーン氏です。
車好きはよくゴーン氏について「往年の名車をカーラインナップから消した」と批判しますが、ゴーン氏がいなければ消えていたのは「往年の名車」だけではなく日産自動車そのものです。
仮に日産自動車が倒産していたら、どれほどの失業者が生まれていたことか。燃料電池車や電気自動車、オートパイロットといった自動車技術の進展も遅れていたことでしょう。何より、日本のみならず世界全体の経済に「日産ショック」を与えていた可能性もあるでしょう。
しかも当時、日産自動車は航空宇宙部門(現在はIHIに事業譲渡され「IHIエアロスペース」)を擁しており、ロケットや宇宙用実験機、防衛関連装備の製造や開発も担っていました。仮に日産自動車が航空宇宙部門ごと潰れていれば「はやぶさ」もなかったかもしれません。
そう考えると、ゴーン氏が辣腕を振るわなければ大変なことになっていたのは間違いないでしょう。だから、ゴーン氏は高額な報酬を得る権利を本来なら有しているはず。でも、日本のカルチャーがそれを許さなかった。

だからといって有価証券報告書の数字が実際のものと違っていて良いわけではありません。投資家に対して適切かつ正確な情報を提供することは経営者の責務です。
だから経営者として株主に対する説明責任や謝罪は果たす必要があるでしょう。一方で、故意ではないなら刑事責任を追及するのも難しいでしょう。

(そもそも有価証券報告書ならIRや監査、役員報酬なら人事や経理、投資資金なら経営企画や財務といった部門が絡んでくるわけで、特に故意だとしたらゴーン氏とケリー氏だけでどうにかなる問題じゃないでしょうに…)